モンキチョウ  Colias erate poliographus     シロチョウ科

 耕作地・牧場・河川の堤防などの明るい草地上を低く活発に飛ぶ。人家の庭の花にもよく飛来する。通常、中齢〜終齢幼虫で越冬する。

(分布) 北海道・本州・四国・九州・南西諸島。

(発生) 多化性。寒冷地では3化、九州では5〜7化と推察される。

(食草) シロツメクサ・ミヤコグサ・クサフジ・コマツナギ・レンゲ・ダイズ・ニセアカシア。

(雌雄の区別) ♂の地色は黄色。♀は白色、ときに黄色。黄色型の♀は斑紋だけでは♂と区別困難。

(変異) 春型はやや小型で黒帯中の斑紋が大きく、裏面が暗緑色をおびる。夏型は黒帯がよく発達し、ときにこの中の斑紋がほとんど消失する

(ab.kutsukakensis)。この型は前翅形のまる味が乏しく、♂にあらわれやすい。

(撮影日) 2006・10・17
(撮影地) 清明地区
(撮影者) 樋田 正一
(カメラ) NIKON  D70
(レンズ) SIGMA 50mm 1:2.8 DG MACRO D
(3D)  ASAHI PENTAX STEREO ADAPTER 52mm

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