モンシロチョウ  Pieris rapae crucivora    シロチョウ科
 
 日当たりのよい畑地や市街地で多く姿をみかけ、山地や森林には少ない。人間との関係が密接で、蝶としては数少ない農業害虫として有名である。

 農薬にも強く、キャベツなどを栽培している畑に大発生し、幼虫の食害で広い範囲が全滅することもある。ゆるやかに飛び、アブラナ・ダイコン・シロツメクサ・キュ

ウリ・ネズミモチなどの花で吸蜜していることが多い。ふつう越冬態は蛹。

(分布) 八重山群島の一部をのぞく日本全土。

(発生) 普通年6〜7回で3月頃より出現。寒冷地では2回。暖地では休眠しない幼虫でも越冬する。

(食草) キャベツ・ダイコン・アブラナ・タイサイ・イヌガラシ・ハタザオやギョボク・クレオメなど。

(雌雄の区別) ♂は地色が♀よりも白く。♀は黒紋が大きく発達し。前翅中室付近が暗灰色となる。

(変異) 春型は裏面の地色が黄色味をおび、夏型は春型よりも地色が白く、黒紋の発達も強い。

(撮影日) 2006・10・17
(撮影地) 清明地区
(撮影者) 樋田 正一
(カメラ) NIKON  D70
(レンズ) SIGMA 50mm 1:2.8 DG MACRO D
(3D)  ASAHI PENTAX STEREO ADAPTER 52mm

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