マダラアシゾウムシ
 2010年6月14日自宅周辺を散歩中にススキの葉に止まっているところを見つけたので、急いで持ち帰り
翌日室内で撮影。成虫は穴だらけの体にコブ状の突起があり、あしには輪状の斑紋があるゾウムシ。成虫
は、クヌギ、コナラなどの新芽を食べる。樹液にもやって来る。ゾウムシは元々、その口吻によって異形の甲
虫と言えますが、中でもこのマダラアシゾウムシは身体の凹凸加減、擬死、堅い身体、口吻の形態など、ど
れを採っても典型的なゾウムシです。
  側面から見ると長い口吻と恐竜のような背中のコブ状突起が見えます。 
  背面から見ると堂々たる触覚が見えます。 
   赤褐色から闇褐色で、灰白や黄褐色、黒色の短い毛で覆われています。コブコブの突き出た肩や、太い腿節模特徴ですが、名にある様に肢腿節やけいせつに灰白色の斑模様があるのも特徴です。
   外敵の攻撃に対して擬死でやり過ごす習性があります。ゾウムシの特徴である象の鼻のような長い口吻が見えます。
   しばらくして手足を伸ばして動きだします。
   手足を充分に伸ばす直前の状態です。
   手足を充分に伸ばしたときの腹部の様子をスキャナーで取り込みました。
                          

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