キアゲハ  Papilio machaon hippocrates           あげはちょう科
 
 日当たりのよい草地をこのみ、田畑・河原・荒地などに普通。アザミやユリなど多くの花を訪れ、♂は湿地に群がって吸水することがある。♂は山頂になわばりを

つくる習性が強い。蛹で越冬。

(分布) 北海道・本州・四国・九州・屋久島。

(発生) 寒冷地では年2回、5〜6,7〜8月。温暖な地方では3〜4回。九州南部などでは4〜5回にもおよぶ。

(食草) ニンジン・ミツバ・セリ・パセリ・ウイキョウなどセリ科。

(雌雄の区別) 春型は外見上の区別が困難で、腹部の形によって区別する。夏型の♀は著しく大型で、翅の基部に黒色鱗粉を広く散布する。

(変異) 春型は夏型より小型で色彩が淡い。

(近似種との区別) アゲハによくにているが、本種では中室の基部寄りにアゲハのような4本の縦縞がない。

(撮影日) 2006・06・21
(撮影地) 清明地区
(撮影者) 樋田 正一
(カメラ) NIKON  D70
(レンズ) SIGMA 50mm 1:2.8 DG MACRO D
(3D)  ASAHI PENTAX STEREO ADAPTER 52mm

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