ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius タテハチョウ科
畑地・人家周辺・路傍などに現れ、各種の花で吸蜜する。幼虫または蛹で越冬。
(分布) 本州西南部から南西諸島にわたる。地球温暖化により福井にも分布を広げ定着している。それに伴って他の大型ヒョウモン類の繁殖を脅かしている。
(発生) 九州本島では第1化は3月下旬から、第2化は6月ごろから羽化、年数回発生する。
(食草) 各種のスミレ類。栽培種のサンシキスミレを好んで食べるのは本種のみである。
(雌雄の区別) ♂は他のヒョウモンチョウ類に似るが、♀は前翅の先が紫色を帯びた黒色で、この中に斜めの白帯があり、一見して区別できる。
(変異) 第1化は一般に小型となる。
(撮影日) 2006・10・15
(撮影地) 清明地区
(撮影者) 樋田 正一
(カメラ) NIKON
D70
(レンズ) SIGMA 50mm 1:2.8 DG MACRO D
(3D) ASAHI PENTAX STEREO ADAPTER 52mm
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