花色が白色から赤紫色に変化していく、ハコネウツギ

  5月中旬から6月中旬頃にかけて花が咲きますが。最初白い花が咲いて、2日目はほんのり桃色に、3日目は桃色が濃く              なり、他の蕾も開花し、4日目に最初の花は紅色っぽくなり、5日目にかなり濃い紅色に変わり、約1週間ほどきれいに咲い
ています。その結果一本の木に白,桃色,紅色が混在して華やかさが増します。花色がどのように変化するのか、花の色彩
分析を試みました。色彩分析法は 以前報告した 『トリバネアゲハの色彩分析』、『リュウキュウムラサキの色彩分析』、
パンジーの花色(色彩分析)と立体写真』の手法を適応しました。その方法は Photoshopを使用して色見本画像の該当
する花を選択しポスタリゼーション3で色分解後ヒストグラム分析で各色成分濃度を測定し、白色系、桃色系および紫色系
の各色彩率を算出しました。近所に咲いているハコネウツギの3D写真(交差法)と色彩分析の結果を紹介します。

木全体に花をつけた、ハコネウツギ
 
 
 
 白色、桃色、紅色が混在する 、
  ハコネウツギの花

                       花の色見本の色彩分析表

   白色  桃色  濃桃色  紅色  濃紅色
色見本          
白色系(%) 100 
86
 
60 
0
 

0
 
桃色系(%)   0 14  40 66 
39
 
紫色系(%)   0 0  0 
34
 

61
 
色彩合計(%)  100 
100
 

100
 

100
 

100
 
                            
         花色の変化図(白色系の減少に伴い桃色系が現われて最後は紫色系に交代する。)
                                        

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