イボタガの標本

 2011年4月24日死後間もない柔らかなイボタガを 陶芸村の妙陶房で妙先生から家内が頂いたのですぐに展翅したが太い腹部が今年の悪天候で乾燥固化に手間取りようやく展翅標本となり写真撮影できました。
 
 標本のイボタガは♂で立派な触角を持っています。蛹で越冬し春に羽化する、美しい模様を持つ大型の蛾です。模様から恐らくフクロウに擬態していると思われる。前翅の先端部には鳥の羽の模様、目玉模様には陰影まで表現されている。後翅には口ばしに相当する黄褐色の模様があります。幼虫はイボタノキやヒイラギなどのモクセイ科の樹木の葉を食べるのでこの名があります。
                             

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