時代祭と鞍馬火祭日帰り 旅行

 タビックスジャパンで企画した『時代祭と鞍馬火祭日帰り』 旅行に参加(42名)したが平成23年10月22日の時代祭は雨天のため朝7時に中止となり、代替観光として嵐山散策となり、午前10時半にバス内で早めの弁当を食べ充分に腹こしらえをして京都嵐山についた時はすでに雨も上がっていた。京都に何回も来ている同行の友人YMさんの案内で世界文化遺産の『臨済宗 天龍寺派 大本山 天龍寺』の庭園(無窓国師による庭園(曹源池)は、国の史跡・特別名勝第一号に指定)と本堂を参観した。拝観コースで見た花酔芙蓉(朝咲き始めるころ白、昼間は淡い紅色、夕方紅色に変わる花)、杜鵑草(ホトトギス)、野路菊、実のなる木は明るい紫色のムラサキシキブ、真っ赤な実のウメモドキ、赤い実の南天、黄実の千両、そろそろ色づきはじめたモミジやカエデ類をで愛でながらしばし散策をした。続いて本堂を参拝大きな達磨大師の衝立に出迎えられて大方丈に入る後醍醐天皇の木像を拝観、回廊を通り再び嵐山を借景とした庭園(曹源池)を見て、天龍寺を後にした。嵯峨野に広がる竹林の道をゆっくりと歩いて大河内山荘へ向かった。大河内山荘は往年の時代劇スターであり、丹下左膳などの作品でしられた名優、大河内伝次郎氏が自身の私財を投じ、およそ30年もの歳月をかけて造った別荘です。自然と調和する豪華な日本庭園、そして山々の裾野に広がる鮮やかな紅葉、さらにその向こうにある、京都の街の様子を遠望する事もできます。すこし上った小高い丘からは保津川の清流が眼下に見え対岸の山麓には大悲閣千光寺も見えました。茶席で抹茶を頂き、再び竹林の道を下ってi野宮神社へ多くの参拝客に混じって旅の無事を祈る。市営駐車場へ戻る途中に『まゆ村』で十二支繭人形を撮影。桂川にかかる渡月橋、中の島公園の水鳥を撮影、八つ橋、塩せんべい等の土産を買い再びバスに今日見られる予定だった時代祭の平安神宮の赤い大きな鳥居を横に見て京都漬物処の大安で名物お漬物を買って叡山鉄道の出町柳駅え向かう、バスから降りると南の空に真っ黒い雨雲が垂れ込み時々稲光と雷鳴。出町柳駅で30分ほど改札待ちとホームで電車待ちしている間に雨が降りだした。30分後目的地の鞍馬駅についた時は激しい雨となり用意したカッパを頭から被り火祭の行われる由岐神社と鞍馬寺方面へ多くの人と共に歩く、開始は夕方6時とのことでまだ1時間近くあり鞍馬寺山門の軒下でしばらく雨宿りしていたが、祭の開始とともにここは神域なので締め切りになるとの事で下山、途中透明ビニールシートをかけた二つの神輿を見たが撮影は断念、祭礼の行われる鞍馬街道へ向かった。各家々には祭り提灯には明かりが灯され、所々に点火まえのかがり火と大小の松明が用意されていた。街道は多くの警備員が観客の交通整理をしており立ち止っての観覧は出来なく歩きながらの観覧の列に巻き込まれて、開始の時刻(夕方6時)には鞍馬川の仮歩道を雨で滑る暗い泥んこ道を足元と前後の人の傘に注意しながら歩くこと1時間火祭の何も見ないで鞍馬に到着して2時間たってしまった。空腹で鞍馬駅前のかどやで『うどん』を食べてこのままでは心残りなのでもう一度雨の中で火を求めて逆行してようやく大人の松明一本を見ることが出来た。勇壮で豪快な火祭りは午後8時過ぎからとの事なので、混雑を避けるため団体より30分早く鞍馬駅を出発して『出町柳駅』へもどり駅前の名曲喫茶柳月堂でクラシック音楽とチーズケーキとコーヒーで30分ほどゆっくりと疲れをとる至福の時間を持つことができた。その後9時5分到着の団体を駅で待ち。日帰り旅行のバスに乗るころにはあの激しい雨も上がっていた。福井インターには予定より早く無事かえる事ができました。

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