「乗鞍岳・魔王岳登山口付近でクマに襲われ」に関連して
 9月19日午後2時半頃、岐阜県高山市丹生川町、乗鞍スカイラインの畳平バスターミナル(標高約2700メートル)で、観光客ら9人がクマに襲われ、このうち4人が重傷を負い、高山市内の病院などに搬送されている。」とのニュースを聞いて昨年の9月15・16日の「飛騨高山から乗鞍スカイラインの旅行」を思い出し何故こんな場所でクマに襲われたのだろうと一瞬わが耳を疑った。現場は、北アルプス南部の乗鞍岳(標高約3000メートル)近くに位置するバスターミナル。マイカー規制のためバスだけが乗り入れ可能で、この日は大型連休の初日で観光客でにぎわっていたとのこと。県警高山署の発表によると、襲ったのは体長約1メートル30のツキノワグマで、4、5歳の雄。乗鞍スカイライン終点の畳平駐車場北側にある魔王岳登山口付近に現れた。昨年歩いた場所で森林限界の高山帯のため背が高くてもハイ松その他の高山植物と岩石地帯のためクマが隠れるほどの樹木もなく明るい開けた場所です。これは今年の気候不順によるクマのエサとなるドングリなどの不作と、このところの急激な気温低下によりあわてて冬眠前の体力作りのエサ探しのためいつもの生活圏の外に迷い出て、観光客の集まるバスターミナルで多くの人に出合いパニックを起こして人をおそってしまったのでしょう、その上猟友会の人に射殺されてしまうとは、怪我をした人達には申し訳ないが臆病なクマも可哀想です、ここに日本に住む大型野生哺乳動物の代表ともいえるクマさんの冥福を祈ります。      
 次の写真は昨年撮影したものです。

   写真の説明  カメラ 
 ホテルで見た一輪挿しの花(チエロネ)の交差法立体写真 Panasonic
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2   ヤマボウシの実の交差法立体写真 Panasonic
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 乗鞍スカイラインから見たみた樹木のない森林限界の風景 Panasonic
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 4  魔王岳(標高2764m)から見下ろした畳平バスターミナル Panasonic
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 5  家内と魔王岳を背景に記念写真 Panasonic
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  乗鞍本宮神社の前で Panasonic
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